昨日の夜は、会社を辞める社員の送別会で、お台場にあるレインボーブリッジが見えるモンスーンカフェで送別会だった。
辞めていく彼は25才で、会社には4年勤めて、ピアノ音楽系コンテンツ制作にかけては、会社でいちばん作業が早く、最後まで、誰も彼には勝てなかった。
僕は個人的にはセクションも違ったし、直接親しかったわけでもないけれど、ちょっとフランス人っぽい風貌と、ちょいワルな雰囲気がかっこいいなと思っていた。
くわしくは聞けなかったけれど、退社後はスペインに行くとか、、、
なんにせよ25才、なんだって出来るさ。
その若さが羨ましくもあり、かといって、もう一度その若さから人生を繰り返す事なんて、たのむからよしてくれよって感じである。
最近、ヤンキースの松井選手が自宅で家事(?)をするテレビのCMで、一青 窈の「さよならありがとう」が流れている。
一青 窈の歌は人をどこか懐かしい場所に連れていってしまう。
忘れたはずの、あの時、彼女が言った言葉を一青 窈が歌っている。
なぜだろう、一青 窈の歌を聴いているうちに泣いてしまったって話を、別な場所の何人かの人から聞いた。それもいい年のオヤジであるのに。
一青 窈は生まれながらにして人を涙させる歌姫かもしれない。
映画「珈琲時光」も良かった。鉄道録音マニアを演じた浅野忠信のやさしさと、ライターを演じた一青 窈。
「さよならありがとう」を聴きながら、今も何だかちょっと目頭があつくなってきてしまった。
2006/5/27
さよならありがとう
27
5月