真っ暗な夜空に星が光り始めるかのように、静かに始まるアンビエントなピアノのイントロ。
そして、ソウルフルな歌声で歌われる事はたったひとつ、貴方の胸に抱かれてまどろむ事がどんなに素敵な事か。
「絢香」さんの「今夜も星に抱かれて」は静かで星のように輝くピアノの音と、熱い歌声と、世界を包み込むようなストリングスで構成されている。
ピアノはあの「塩谷哲」さん。松たか子さんのファーストツアーのときのメンバーで、トリオとかでジャズ関係のレコードを何枚もだしているお方。
ストリングスは、弦一徹ストリングス。
昨年の「柴咲コウ」さんのインビテーションライブDVDでは、素敵な演奏を聴かせてくれました。
僕にとって幸せな瞬間ってなんだろう?
それは、休日の午後にベランダで洗濯物を干している時。
誰もまだ目覚めていない早朝に聴く音楽。
夏の日、海辺の砂浜に寝転がって好きな小説を読みふける事。
夏休み前の笹間轟あたりを自転車で走って、見上げると真っ白な入道雲をみたあの瞬間。
後サビで歌われる「星」になった君に触れる事はできないけど、、、
それでも今夜、夢を見よう、、、、。
夜も昼も、貴方を恋い焦がれる、、、。
これが5年後のストーリーなら、けしてハッピーエンドではないんだけど、いったい、僕が去った後に、誰かがこんなにも僕を想う気持ちになってくれるだろうか、、、
僕が星になって、こんな気持ちで誰かに歌われたら、なんかくすぐったいから止めろよって、彼女の髪の毛をくしゃくしゃにして、「なにすんねんー!」って思いっきりどつかれそう、、、。
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そして、星に抱かれて、夢の中で彼女は最後の一節を歌う「そばにいるから」と
2008/08/02
今夜も星に抱かれて
2
8月