最近仕事で着メロにした中で、ああ、これ、大好きだなって歌、「福原美穂」さんの「優しい赤」
故郷を離れ、東京に出てくるための決意と、青春時代の成長過程の喪失感を掛け合わせたような、、、
そんな事を夕焼け空を眺めながら、色々考えたら、動けなくなってしまう。
進学か就職のためか、愛するものすべてリセットして、都会に出ていくという状況は、まあ、永遠のテーマではある。
そんな風に高校を卒業して故郷を出た僕にも、思い当たらない訳でもないけれど、「明日」ってやつは若者にとって大切なんだと歌っている気がする。
都会では、生きていくうえで、毎日いろんな事があって、それについてひとつひとつ決着をつけていく時間がないまま忙しさに流されていく。
別に、それは都会でなくたってそうかもしれないけれど、生きていくってことは結局そういうこと。
あるいは、忙しい日々のせいにしているだけで、本当はちゃんと、過ぎていくものに「さよなら」を言う勇気がないのかも。
それじゃだめだよって歌っているような、、、ちゃんと、日々、決別して生きていかなくちゃ、、、って。
なかなかできないけどね。
赤くそまった夕焼けを見ると泣きたくなるからきっと夕焼けは優しい色なんだろう。
2008/11/08
優しい赤
8
11月