幸せのちから

13 1月

新年の仕事始めから一週間が過ぎ、やっと今日は休日、土曜日の朝。

年末は何かと忙しく、音楽を楽しむ時間も、バラードについて書く余裕もなく過ごしてしまった。

これではいけないと、反省。

心機一転、ちょっとだけデザインを変えてリスタート。

新年最初の曲は、Soweluさんの歌う、映画「幸せのちから」イメージソング、幸せのちから。

「幸せのちから」はウィル・スミス主演最新作で、同名のイメージソングが作られるのはハリウッド初という事。

作曲者はバラード通にはおなじみの松本良喜さん。

中島美嘉の「雪の華」や「ひとり」なんかが代表作かな?

あっさりとしたピアノのコード弾き2小説で始まる歌い出し、やがて、絹のようなストリングスが加わり、バックには、4部音符でゆっくり刻むライドシンバル。

アフター・ザ・ラブ・イズ・ゴーンに似た最初の部分に続く、決して単純じゃないのだが、流れるようなサビのコード進行。

バラードの王道をゆく、しっかりとした職人的アレンジ。

ポルタメントの効いたアナログシンセ風のソロも、アース・ウインド・ファイアーみたいで泣ける。

曲やアレンジばっかり褒めるわけではないのだが、Soweluさんの、ちょっと幼げな巻き舌っぽい歌い方も個性的で好き。

2007年も最初からこんないい歌と出会えるなんて、ちょっとラッキーかもしれないと嬉しくなった。

映画のストーリー同様に、応援ソングとしても秀逸で、Soweluさんの歌声できっと貴方も元気になれると思います。

2007/01/03