綿の雪

31 12月

あわただしい大掃除もやっと一段落して、いれたてのコーヒーをカップに注ぐ。

リビングの窓からは透き通る青空。

2006年ももう今日で終わりです。

さっき冷たい空気の中で、ベランダいっぱいに干した洗濯物が、冬の日差しを浴びて気持ち良さそうに並んでいる。

クリスマスシーズンに聴きそびれていたCDの曲を、携帯ミュージックプレーヤーに転送してイヤホンで聴きながら、雲ひとつ無い透き通った冬の青空の下で、バスケットに入った洗濯物をひとつひとつピンチハンガーに止めていく。

どれをどこに干そうか悩みながら、合い間にふと見上げる青空。

そんな休日の午後って感じがする風景が好きです。

故郷では、今年は雪が無いと言っていたけれど、昨日から積り始めたとの事。

コーヒーを飲みおわったら、そろそろ旅支度をしなくては。

といっても3日間ぐらいの帰省なので、そんな大荷物じゃないんだけれど、、、、。

柴咲コウさんの「綿の雪」を聴いていたら、雪景色を思い出してしまった。

柴咲コウさんの歌声は「泣かせ」の声、聴いているうちに切なくなって、哀しくなって、どうしてそんな気分にさせるのか、、、。

いつもより少し人口の少ない東京から、今夜、花巻に帰ります。

訪れてくれた皆様、今年一年ありがとうございました。

皆様にもよいバラードがおそばにありますように、、、、。

2006/12/31