陽の照りながら雨の降る

14 8月

ついさっき、通り雨がテラスに吹き込んできたので、あわてて洗濯物を取り込んだ。

正面のマンションとNHK技研の建物の合い間に見える空には、濃い青空がみえているのに、、、。

数分で雨は止み、また夏の日差しが戻った。

打ち水をした後のように、気温がちょっとだけ涼しくなったような気がする。

ちょっと、なんとなく夏なんだなと思ったりする。

今年の夏は、一応、会社は休みなのだが、嫁さんとアロマ関係のネットショップを運営しているので、そちらの仕事で自宅で半分仕事をしながら過ごしている。

それでも、こうしてリビングの窓越しに青い空を見ていると、ベトナムや台湾なんかのリゾートにでも行きたい気分になる。

そんな事もあって、Coccoの久々のアルバム「ザンサイアン」を聴いている。

5年位前だったか、テレビの深夜番組で、彼女の引退の特集をやっていた。

「沖縄の海も、だいぶ汚れてきたので、沖縄に帰ります」と、彼女は語っていた。

それは象徴的意味なのか、頭がプッツンしてしまったのか?

僕は熱心なファンではなかったので、前後関係は全く知らないし、ほんとに変わった人だなと思った。

それから彼女は、「ゴミゼロ大実戦」という活動をやっていた。

本当に沖縄でゴミをひろっていたんだね。

そしてまた歌い始め、SINGER SONGEというバンド活動をし、やっと、Coocoに戻った。

詳しい事は知らないけれども、またCoccoの歌が聴けることは嬉しい。

彼女の言葉は一種魔法の力を持っているし、その歌声も説得力がある。

そしてこの都会のマンションの一室にも、ちょっとだけ南国の光を届けてくれる。

2006/8/14