ファーストにしてベスト・アルバムってゆうのが宣伝文句だけあって、アルバム1枚の中に大作が何曲も入っている。
最近、電車通勤のかわりに運動の意味もあって、自転車で砧公園そばの自宅から、東横線の多摩川まで通っている。
時間にすれば30分位なのだが、その間、通り過ぎる風景を楽しみながら、大好きな音楽を聴くことが出来る。
「伊藤由奈」さんの「HEART」は、そんな最近の通勤時間の、超ヘビーローテーションのアルバムである。
映画「NANA」の「Endless Story」、映画「海猿」のPresious、TV「アンフェア」の「Faith」、そして映画NANA2の「Truth」。
みんな大作で、それこそ両手を広げて熱唱って感じで、大好きではあるけど、今回はあえて「Tender is The Night」。
ジャクソン・ブラウンにも同名曲があるけど、別にカバーではなく、たまたまかな?
夏休みにどこか南の島に旅行に行って、星空を眺めているって気持ちにさせてくれる曲。
二人の恋は、まだ始まったばかりで、鈍くずきんと痛む心に戸惑っている。
丸子川ぞいを自転車で走りながら、ちょとだけ春の予感がする寒さの中で、なんだか、この切なさは知っているような気がする。
夜遅く、多摩川から砧に向かっての帰り道、とめどなく続く坂道を登りながら、見上げれば星空。
そしてそこにある歌声、
Tender is The Night
2007/03/02
Tender is the Night
2
3月