先週末、久しぶりに岩手の花巻に帰省した。
土日に渡って、志戸平温泉で中学時代のクラス会があったからである。
懐かしい顔や、ほろ苦い想い出、好きなアーティストのベストアルバムを聴くような感じがした。
どうせ帰省するのだから、実家にも1泊しようと思い、先週金曜日の夕方、仕事を終えたその足で新幹線に乗った。
実家は、その昔は金物店をやっていたのだが、今は商売を終えて、かねてから母の夢であった大きな庭のある郊外に移り住んでいる。
今年は5月の連休頃、桜が満開だったと、北上駅まで迎えにきてくれた弟が教えてくれた。
こんどの日曜日が母の日だったので、金ヶ崎にある24時間営業のショッピングセンターに寄り道をして、うす水色の八重咲きの紫陽花の鉢植えを買った。
今回の弟の車のBGMは「The Corrs」だった。
アイリッシュサウンドは北上盆地を疾走する車になんとなく合っている気がしてきた。
弟はその日、結局夜中2時過ぎまで僕に「オール・ザ・ウエィ・ホーム・ヒストリー・オブ・ザ・コアーズ」をはじめ、何枚かのDVDを見せてくれた。
ファーストアルバム制作風景に、プロデューサーであるデビット・フォスターが出演していた。
ミックスはかのボブ・クリアマウンテンが手掛けているだって?
それは凄すぎる。
いままでシングル曲は聴いてはいたけれど、そんな面々がかかわっていた事は知らなかった!
屋外でのライブ映像を見ながら、いつかThe Coorsが花巻のどこか広い牧草地の丘でライブ演奏をしている様子が目に浮かんできた。
いやいや、あんがいそれもありかもしれない。
2006/5/21
Rebel Heart
20
5月